“満願” 読書感想

最近、読んだ本が

自己啓発書やビジネス書が多かったので

今回は小説を選びました。

小説を読むのはすごく久しぶり、

米澤 穂信さんの本は初読み

選んだ理由はインスピレーションです。

小説はホラーやミステリーが好きで

恋愛小説などはほとんど読みません。

読み終えるまでの時間

4時間35分（2日と少し）

率直な感想

ふむふむ、

最後にはなるほどと思わせるミステリー集。

時にゾクッとするホラー感もあり、

５つの話が性別、職業色々な観点から描かれていて読みごたえのある作品。

細かい描写に

人間の心理が繊細にあらわしてあり

内面にある狂気をまざまざと見せつけられ

読んでいくうちに本の世界に引き込まれていきました。

久しぶりの小説から感じたもの

ビジネス書（いわば現実）ばかりに目を向けていました。

（悪いことではありませんが・・・）

久しぶりに小説を読み

その世界にひたり

一喜一憂

読み終わった後の・・・なんて表せば良いんだろう・・・

達成感のような

まだまだ自分の知らない世界がたくさんあると知った時の嬉しさのような

自分とは違う世界を話を

話を読みながら想像し

そこに立っているような感覚

懐かしい感覚

何年か前、通勤時間に小説を読みまくっていたとき

こんな感じだったなぁ

この感覚を思い出せてすごく嬉しい

やっぱり本が好きなんだなぁって実感しました。

新しい発見

わたしは校正に興味を持っていて

過去と違っていたのは、

本を読んでいる時の視点

以前は知らない漢字や言葉が出てきてもスルーでしたが

今回はそうもいきません、

一番に、自分の知らない言葉につまづき

そのたびにストーリーから離れてしまったので残念。

勉強不足を痛感しました。

最後に

米澤穂信さんの小説は初読みでしたが

「インシテミル」をDVDで過去に見ていたことを思い出しました。

こちらの原作も読みたい候補に入れます。