“成功者K” 読書感想
著者
羽田 圭介さん
読書時間 4時間30分
フィクション?ノンフィクション?
羽田圭介さんの私生活、仕事、交友関係を思わせる書き方に
「これは小説なのか?」
疑問をかんじずにはいられないストーリー
「成功者K」の現実はどこにあるのか
妄想との間を行ったり来たりして
今はどっちなんだと読み返して確認することも度々
芸能界という未知の世界
芥川賞をとる前と、とった後の現実
自分を客観視し他人と比較しながらも信念は曲げない頑固さ
説明文のように事細かに書かれていて
初めての世界観を堪能させていただきました。
何度かテレビで見たこともある羽田圭介さん
特にバラエティで見ることが多かったように思います。
第一印象は「変わった人だなぁ」と思っていましたが、
テレビでは歌を歌ったり
身体を鍛えていたり
デーモン閣下のメイクをしていたりと
様々な面が垣間見えて、途中から「面白い人」という印象に変わりました。
小説の中でもリンクする部分が多く
読んでいても小説を読んでいるという感じがしないこともしばしば・・・
羽田圭介さんのことを少しでも知っている方には特にオススメ!不思議な感覚を味わってみて下さい。